基礎実験の目的
- 個別に作業を行います。基本操作の正確さや、作業原理の理解への主体性を測る構成としました。
- 1、2日目に、最も簡単なPCR法を実施し、3日目には、検量線を用いた濃度測定実験を行います。
これらは文系学生が生化学的な実験を行う際に「最低限」必要とされるピペット操作や情報収集の初歩的能力を確認するための構成としました。また、理系学部で設けられている生化学、分析化学、分子生物学等の講義内容の一部を紹介するものでもあります。今後の研究室活動では、これらの講義内容を順次追加し、各自の理解度を評価する予定です。実際の卒業研究では、さらに様々な実験を含み、試薬の扱いにも注意が必要となります。基礎実験評価項目に全て合格することが、卒論実験の開始要件とします。